教育と暮らし、これから ~ 中学受験 ~

夫・子(7歳)の3人家族。
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続けるよりもやめる方が難しい|すべてを手放すと決めた夜

続けるよりもやめる方が難しい|すべてを手放すと決めた夜

続けるよりもやめる方が難しい|すべてを手放すと決めた夜

それは、特別な夜ではありませんでした。

記念日でもなく、何か大きな出来事があったわけでもない。ただ、いつも通り夕食を終え、息子が宿題をし、静かに時間が過ぎていくだけの夜でした。

でも、その夜。
私はひとつの決断をしました。

長いこと続けてきた習い事を、すべてやめる。

中学受験に向けて、本気で進学塾に通うと決めたからです。

中学受験と習い事の両立はできるのか

息子は小学校三年生。

算数、国語、理科、社会。
進学塾の授業は週に何度もあり、宿題の量も少なくありません。

「中学受験と習い事は両立できるのか?」

何度も自分に問いかけました。

これまで息子は、いくつかの習い事を楽しんできました。
楽器、スポーツ、文化系の活動。

どれも簡単に始めたものではありません。
少しずつ上達し、先生にも恵まれ、確実に成長してきた時間です。

だからこそ、やめるという決断は簡単ではありませんでした。

続けるよりも、やめる方が難しい

続けることは、ある意味で楽です。

今まで通り通えばいい。
周囲からも「頑張っているね」と言ってもらえる。

でも、やめることは違います。

積み重ねてきた時間を、自分の手で終わらせること。
「もし受験がうまくいかなかったら?」という不安と向き合うこと。

中学受験のために習い事をやめる。

言葉にすると合理的です。
時間の確保。優先順位の整理。集中できる環境。

けれど、感情はそう単純ではありませんでした。

リビングには、使い込んだ道具が置いてありました。
何年も通った証が、そこにありました。

それを手放すと決めるのは、本当に苦しかった。

すべてを手放すと決めた夜

その夜、私は覚悟を決めました。

中学受験は、息子だけの挑戦ではない。
家族全体の挑戦だと。

時間にも、気力にも限りがあるなら、
今はひとつに絞ろう。

続けるよりも、やめる方が難しい。

でも、その難しさから逃げないことが、
受験のスタートなのかもしれない。

息子のひと言

翌朝、息子に話をしました。

思っていたよりも、あっさりした返事でした。

「そっか。」

少しだけ寂しそうに笑ったその顔を、私は忘れられません。

親の決断は、いつだって正解かどうか分かりません。

それでもあの夜、私は選びました。

中学受験に集中するために、習い事をすべてやめるという道を。

中学受験で悩んでいるお母さんへ

もし今、

・中学受験と習い事の両立で迷っている
・やめる決断が怖い
・後悔するのではないかと不安

そんな気持ちを抱えているなら。

正解は、ひとつではありません。

続ける道もあれば、やめる道もある。

ただ、どちらも簡単ではない。

私は、あの静かな夜に決めました。
手放すことは、諦めることではないと信じて。

あの夜が、わが家の中学受験の始まりでした。

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